リフォームで一部解体は可能?費用や手順を徹底解説!

皆さんこんにちは。

千葉県君津市を拠点に、千葉県内で解体工事を手掛けている有限会社カクイチです。


「家の一部だけ解体できるのか」「部分的に撤去したいけど、リフォーム会社と解体業者のどちらに依頼すべきかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。部分解体は全解体とは異なり、撤去範囲や工事内容によって費用や作業方法が大きく変わるため、依頼先の選び方も重要です。


この記事では、部分解体の基本や費用目安、手続きや確認申請、安全に進める注意点、業者選びのポイントまでをわかりやすく解説します。「家や店舗の一部解体を検討している方」「どこに依頼すべきか迷っている方」も、安心して工事を進めるための参考にしてください。


■部分解体とは



部分解体とは、家や建物の一部だけを撤去する工事のことです。リフォームやリノベーションで、不要な内装材や設備を取り除いたり、間取りを変更したりする場合に行われます。全体を壊す全解体とは違い、構造部分を残しながら必要な箇所だけを工事できるため、費用を抑えやすく、近隣への負担も少なくなります。


・部分解体は可能か

解体できる範囲は建物の構造や状況によって変わります。木造住宅では、壁や天井、床材の撤去が部分的に可能です。鉄骨造やRC造でも、内装や一部の間仕切りなど、構造に影響の少ない箇所は解体できます。ただし、柱や梁など建物の安全性に関わる部分は残す必要があります。事前に業者による現地調査で、撤去できる箇所と費用を確認することが大切です。


・全解体との違い

全解体は建物全体を壊すため、廃棄物処理費や作業範囲が大きくなり、費用も高くなります。部分解体は必要な箇所だけを撤去するため、工事費用や施工期間を抑えやすく、リノベーションやスケルトンリフォームの準備にも適しています。また、部分解体では補修や養生を行い、既存の建物を活かした作業が可能です。


■解体対象と費用目安



部分解体で撤去できる対象は、住宅や店舗の内装材、間仕切り壁、天井、床材、屋根の一部など多岐にわたります。木造住宅では、壁や床の一部を取り壊すだけで間取り変更が可能です。ブロック塀や駐車場の舗装など、建物付帯の一部も解体でき、リフォームの幅が広がります。解体範囲が広くなるほど費用は高くなりますが、必要な箇所だけを工事することで費用を抑えることが可能です。


・増築部分の解体費用

増築部分を取り壊す場合は、構造や材料によって工事費用が変わります。木造や軽量鉄骨の場合は比較的低コストで、解体後の補修や養生も少なく済みます。一方、鉄筋コンクリート造など耐久性の高い建物は、撤去作業や廃棄物処理に手間と費用がかかります。


・駐車場や庭の解体

駐車場の舗装や庭の土間コンクリートも部分解体の対象です。解体後は駐車場の再設置や庭のリフォームに活用できます。費用は坪数や材料の種類、施工方法によって変動しますが、事前に業者に見積もりを依頼することで予算の目安を把握できます。


■手続きと確認申請



部分解体を行う際は、工事前に必要な手続きや確認申請を行うことが重要です。建物の構造や撤去範囲によっては、自治体への確認申請や建築物除去届が必要になります。これにより、リフォームやリノベーション工事が法律に沿って安全に進められます。


・確認申請の必要性

確認申請とは、建物の一部を取り壊す際に工事内容や範囲が法令に適合しているかを自治体に届け出る手続きです。特に増築部分や耐震性に関わる箇所を撤去する場合は必須で、申請を怠ると後から追加費用や工事中止のリスクが発生します。


・登記と固定資産税の影響

一部解体を行うと、建物の面積や構造が変わるため、固定資産税や登記内容に影響する場合があります。工事前に税務署や法務局に相談しておくと、余計なトラブルや費用の発生を防ぐことができます。


・解体の仕訳・会計処理

住宅や店舗の部分解体にかかる工事費用は、経理上「修繕費」や「資本的支出」として処理するケースがあります。費用の扱いを事前に確認しておくことで、後々の会計処理や税務申告がスムーズに進みます。


■安全に進める注意点



部分解体では、建物や住宅の一部だけを撤去するため、構造や安全性への配慮が特に重要です。柱や梁などの構造部分を誤って取り壊すと、建物全体の耐震性や安定性に影響が出る場合があります。作業範囲を明確にし、事前に業者による現地調査を行うことが安心につながります。


・現地調査と構造確認

解体前には、木造や鉄骨造など建物の構造を正確に把握する必要があります。天井や床、内装材の撤去だけでなく、既存設備や配管、アスベストの有無も確認します。安全に作業を進めるため、解体業者はこれらをチェックしたうえで施工計画を立てます。


・近隣や法令の注意

部分解体では、作業中に騒音や振動が発生する場合があります。近隣への配慮として、事前に周囲への説明や養生の設置が必要です。また、廃棄物の処理や補修方法も法律に沿って行うことが重要です。適切な対応を行うことで、トラブルを防ぎ、安心して工事を進められます。


■失敗しない業者選びのポイント



部分解体を安心して進めるためには、信頼できる解体業者の選定が重要です。施工範囲や建物の状況に応じて、適切な工事を提案できる業者を選ぶことで、トラブルや余計な費用を防ぐことができます。


・施工実績と許可の確認

業者の過去の施工実績や解体工事の許可の有無を確認しましょう。木造住宅や店舗、ブロック塀の部分解体など、自分の工事内容と似たケースの経験があるかをチェックすると安心です。また、アスベスト処理や廃棄物の適正処理にも対応しているかを確認します。


・見積もりと対応の丁寧さ

複数の業者から見積もりを取り、費用の内訳や工事内容を比較しましょう。丁寧な説明や問い合わせへの対応がしっかりしている業者は、工事中も安心して任せられます。必要に応じて、補修や養生の方法についても具体的に確認すると良いでしょう。


■リフォーム会社と解体業者の依頼比較



リフォームで家の一部解体を行う際、どこに依頼するか迷う方は多いです。基本的には、内装や間取り変更を含めて工事全体を任せたい場合はリフォーム会社、建物の一部だけを安全に撤去したい場合は解体業者に依頼するのが適しています。


リフォーム会社は、壁や床の撤去後の補修や設備設置まで一括で管理できるため、間取り変更や増改築など幅広い工事をまとめて進められます。一方、解体業者は部分解体の経験や技術が豊富で、柱や梁など構造部分を残しながら安全に作業できます。アスベストや廃棄物処理など、法令に沿った対応も適切です。


場合によっては、解体業者に部分解体を依頼し、その後リフォーム会社に補修や内装工事を依頼する方法もあります。この方法は、リフォーム会社にすべてを一括で任せるよりも、部分解体の費用を抑えつつ工事全体のコストを調整できる可能性があります。作業範囲や撤去箇所を事前に明確にし、複数業者から見積もりを取ることで、無駄な費用を減らしながら安心してリフォームを進められます。


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■まとめ



部分解体は、家や建物の必要な箇所だけを撤去できる工事で、リフォームやリノベーションを効率よく進めることができます。全解体と比べて費用や作業範囲を抑えやすく、近隣への負担も少ないのが特徴です。


部分解体を行う際は、建物の構造や撤去範囲に応じて確認申請や登記、固定資産税への影響にも注意が必要です。また、安全に作業を進めるために現地調査や養生、アスベストの処理なども事前に確認しましょう。


依頼先は、内装や設備まで含めた工事全体はリフォーム会社、撤去作業のみは解体業者が基本です。場合によっては、解体業者に部分解体を依頼した後、リフォーム会社で補修や内装工事を行うことで費用を抑えつつ効率的に進めることも可能です。信頼できる業者を選び、事前に見積もりを確認することが安心して工事を進めるポイントです。


■部分解体は「カクイチ」にご相談下さい!



有限会社カクイチは千葉県木更津市を拠点に、解体と基礎工事を30年以上手掛けています。部分解体や建物の一部撤去など、リフォームやリノベーションに伴う工事も、地域密着の専門性と豊富な経験で安心して対応できる施工を提供しています。これまで培った技術とノウハウにより、複雑な構造や狭小地の作業にも柔軟に対応し、施工精度と安全性を両立させています。


解体工事や基礎工事に特化しているため、現地調査から施工、補修まで、一貫して専門的な視点で丁寧に対応可能です。部分解体や増改築、内装リフォームに伴う撤去作業も安心して進められます。また、補助金や費用面の相談にも応じており、無駄なコストを抑えながら最適な施工プランをご提案できます。


部分解体やリフォームに伴う撤去作業をご検討中の方は、現地調査や無料相談でお住まいの状況を確認してみてください。建物の状況やご要望に応じた最適な方法をわかりやすくご案内しますので、お気軽にご相談ください。有限会社カクイチは、皆さまの住まいや建物に関するお困りごとを丁寧にサポートいたします。


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