皆さんこんにちは。
千葉県君津市を拠点に、千葉県内で解体工事、基礎工事を手掛けている有限会社カクイチです。
内装解体を検討する際に、「スケルトン解体の費用はどのくらいか」「自分の物件ではどの工事が適しているのか」など、不安や疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。建物の種類や坪数、残置物の量によって費用は大きく変動し、見積もりだけでは判断しづらいこともあります。
この記事では、内装解体の坪単価や平米単価の目安、費用が変わるポイント、費用を抑える方法、見積もりの確認ポイント、スケルトン解体と他工事の違いまでをわかりやすく解説します。店舗やオフィス、マンションの内装解体を検討している方はもちろん、初めて工事を依頼する方にも参考になる内容です。
■内装解体の費用相場

内装解体工事の費用は、建物の種類や面積、解体の範囲によって大きく変動します。特にスケルトン工事では、既存の内装をすべて撤去して躯体(建物の骨組み)だけを残すため、必要な作業や処分する廃材の量が費用に直結します。ここでは、物件や工事の条件ごとの単価目安をわかりやすく整理します。
・坪単価・平米単価一覧
内装解体費用は坪単価や平米単価で算出されることが多く、一般的には2万円〜4万円前後が目安です。坪単価とは1坪(約3.3㎡)あたりの費用、平米単価は1㎡あたりの費用を示します。飲食店やオフィス、住宅など業態や構造によって異なるため、見積もり時には必ず確認が必要です。
・木造・LGSの単価表
木造物件や軽量鉄骨(LGS)造の内装解体では、材質の違いにより作業手間や廃材の処理費用が変わります。木材や石膏ボードなどの撤去作業が中心で、鉄筋コンクリート造に比べると比較的費用を抑えやすい傾向があります。単価表を確認することで、工事費用の目安を把握できます。
・マンション・店舗別費用
マンションやテナント店舗の場合、エレベーターの有無や階数、什器の量によって工事費用が変動します。例えば、厨房設備の撤去や間仕切り壁の撤去など、作業の複雑さが費用に影響します。見積もりの際には坪単価だけでなく、具体的な作業内容と廃棄物処理費用も含めて総額を把握することが重要です。
■費用が変わるポイント

内装解体の工事費用は、物件の構造や設備の種類、作業条件によって大きく変動します。ここでは、費用を左右する主な要因を具体的に解説します。事前に確認することで、見積もりの納得度が高まります。
・内装の装飾や間仕切り
壁や天井、床材の種類や間仕切りの数が多いほど、撤去作業の手間や廃材処理費用が増加します。例えば、複雑な間仕切りやタイル貼りの床材は、作業時間が長くなるため工事費用が上がる傾向があります。
・什器や設備の有無
店舗やオフィスには、厨房機器、エアコン、照明器具などの設備や什器が残置されていることがあります。これらを撤去・搬出する作業や、廃棄物処理費用が追加される場合があるため、見積もり時に必ず項目を確認する必要があります。
・搬入経路と工期の影響
作業員や重機の搬入経路が狭い場合、作業効率が下がり、工事費用が高くなることがあります。エレベーターの有無や階段の幅、物件の立地条件も費用に影響します。工期に余裕がある場合は、無理のないスケジュールで依頼することで費用を抑えられるケースもあります。
■費用を抑える方法

内装解体の費用を抑えるためには、作業内容やスケジュールを工夫することが重要です。事前の準備や廃棄物処理の工夫で、無駄なコストを減らせます。
・不用品の自分処分
店舗やオフィスの不要な家具や備品、什器類は、可能な範囲で自分たちで処分することで処理費用を節約できます。例えば、軽量の棚やカウンター、使わない椅子などは、リサイクルショップや自治体の廃棄物回収を利用する方法もあります。
・工期と閑散期を活用
解体工事の費用は、業者の繁忙期や工期の短さによって上昇することがあります。余裕をもったスケジュールで依頼したり、閑散期に工事を計画することで、工事費用を比較的抑えられる場合があります。
■見積もりのポイント

内装解体の見積もりは、工事費用の内訳や条件を正確に把握することが大切です。項目ごとに確認することで、追加費用の発生を防ぎ、納得のいく契約につなげられます。
・見積書の内訳確認
見積書には、撤去作業費、廃棄物処理費、運搬費、諸経費などが含まれています。それぞれの金額をチェックし、必要な作業や設備撤去が正しく反映されているか確認することが重要です。坪単価や平米単価だけで判断せず、総額や内訳を把握しましょう。
・業者選びと交渉方法
信頼できる業者を選ぶ際は、過去の施工実績や対応エリア、アスベスト調査の有無などを確認します。また、見積もりの内容や条件について疑問があれば、契約前にしっかり交渉し、納得できる形で契約することが費用トラブル防止につながります。
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■スケルトン解体と他工事の違い

内装解体にはスケルトン工事のほか、原状回復工事や居抜き工事があります。工事内容や費用の違いを理解して、自分の物件に最適な工事を選ぶことが大切です。
・原状回復との比較
原状回復工事は、入居前の状態に戻すことを目的とした工事で、必要な範囲だけを撤去・補修します。スケルトン解体に比べて作業範囲が限定的なため、費用は比較的抑えられます。ただし、壁や床の一部を残す場合、廃棄物処理費用や作業手間も減少します。
・居抜き工事との違い
居抜き工事は、店舗設備や什器を一部残したまま次の入居者向けに工事する方法です。スケルトン解体より撤去範囲が少ないため費用は低く抑えられますが、残置物の状態や再利用の可否によって費用や作業内容が変動します。
■まとめ

内装解体スケルトン工事の費用は、建物の種類や面積、解体範囲、設備や什器の有無、搬入経路などの条件によって大きく変動します。坪単価や平米単価は目安として参考になりますが、見積書の内訳や総額をしっかり確認することが重要です。
費用を抑えるためには、不要な家具や什器を自分で処分したり、工期や閑散期を活用することが有効です。また、スケルトン解体と原状回復工事、居抜き工事では作業範囲や費用が異なるため、物件の状況や目的に応じて最適な工事を選択しましょう。
適切な準備と事前確認を行うことで、納得のいく工事費用で安全かつ効率的な内装解体が可能になります。見積もりの段階で条件を把握し、信頼できる業者に依頼することが、トラブルを防ぎ費用対効果の高い工事につながります。
■内装解体は有限会社カクイチにご相談ください!

有限会社カクイチは、店舗やオフィス、マンションなど幅広い建物の内装解体・スケルトン工事を手掛けています。豊富な施工実績と経験をもとに、現場の状況や設備の有無をしっかり確認し、最適な施工計画を立てます。廃棄物処理や産業廃棄物の適正処理も徹底しており、安心して工事を任せられます。
「費用や作業内容に不安がある」「スケルトン解体の範囲や見積もりを確認したい」「近隣への配慮も含めて工事を任せたい」といったお悩みも、現場調査から具体的な施工プランのご提案まで丁寧にサポートします。小さな疑問や要望にも親身に対応し、安心して依頼できる方法をご一緒に考えます。
まずはお気軽に有限会社カクイチまでお問い合わせください。経験豊富な専門スタッフが、現場の状況に応じた安全・効率的・高品質な内装解体プランをご提案し、安心して工事をお任せいただけるよう全力でサポートいたします。
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