皆さんこんにちは。
千葉県君津市を拠点に、解体工事や内装解体を手掛けている有限会社カクイチです。
「うちのブロック塀、もう50年も経つけど大丈夫かな?」「ひび割れや傾きが気になるけど、撤去したほうがいいのかな?」――そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
古いブロック塀は見た目に問題がなくても、内部の鉄筋が錆びたり基礎が弱っていたりすることで、地震や強風の際に倒壊する危険があります。
この記事では、築50年のブロック塀が抱えるリスクや、安全に撤去・リフォームするための判断基準、そして費用を抑えながら安心を確保する方法をわかりやすく解説します。住宅の外構の安全性を見直したい方や、古いブロック塀の撤去・リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
■古いブロック塀の危険サイン

築50年ほど経過したブロック塀は、外見がきれいでも内部が老朽化しているケースが多く見られます。特に地震の多い日本では、耐久性を超えたブロック塀が倒壊し、住宅や通行人に被害を及ぼす危険があります。ここでは、古いブロック塀に見られる主な劣化や危険サインを確認していきましょう。
・傾きやひび割れの原因
ブロック塀が傾いたり、ひび割れが発生する主な原因は、基礎や鉄筋の劣化にあります。ブロック塀の内部には鉄筋が通っており、これがサビて膨張するとコンクリート部分を押し広げ、表面にひび割れが生じます。また、長年の雨水浸透や地盤沈下によって基礎が緩むことも傾きの原因です。見た目のわずかな歪みでも、構造のバランスが崩れている可能性があります。
・50年経過した塀のリスク
ブロック塀の耐用年数は一般的に30年程度とされています。50年経過した塀は、内部の鉄筋が錆び、モルタルの結合力も弱まっている可能性が高く、地震や強風などの外的要因で倒壊する危険性があります。特に高さが1.2mを超える塀や控え壁(補強用の柱)が少ない塀は、早急な点検や撤去が必要です。自治体によっては、安全対策のための撤去費用に補助金が出る場合もあります。
・放置で起きるトラブル事例
老朽化したブロック塀を放置すると、隣地との境界トラブルや、通行人への損害賠償問題につながることがあります。実際に、塀の一部が崩れてフェンスや建物を破損するケースも発生しています。倒壊による事故が起きた場合、所有者の管理責任が問われることもあるため、早めの調査と対策が重要です。専門業者に依頼すれば、現場の状況を正確に判断し、安全性を確保した撤去・補修方法を提案してもらえます。
■撤去とリフォームどちらが得?

古いブロック塀をそのまま残すか、撤去やリフォームを行うかは、多くの方が悩むポイントです。どちらを選ぶかは、塀の劣化状況や安全性、そして費用面のバランスによって変わります。ここでは、それぞれの方法の特徴と判断の目安を見ていきましょう。
・ブロック塀カットの特徴
ブロック塀の「部分カット」は、塀の上部だけを解体して高さを下げる工法です。倒壊リスクを減らしつつ、境界や外構の機能を残せるのが利点です。例えば、高さ1.8mあった塀を1.2mまでカットすれば、重心が下がり安定性が向上します。費用も全面撤去に比べて抑えられるため、安全性とコストを両立したい方に向いています。作業ではコンクリートカッターや重機を使用し、騒音・粉じん対策も行われます。
・フェンスリフォームの利点
上部を撤去した後にアルミフェンスなどを設置する方法も人気です。軽量で耐久性が高く、デザインも豊富なため、住宅の外観をすっきり見せられます。アルミフェンスはサビに強く、メンテナンスも簡単です。また、風を通す構造のため、地震や強風にも強いのが特徴です。費用は素材や高さによって異なりますが、ブロックを積み直すよりも安く済むケースが多く見られます。
・完全撤去が必要なケース
ひび割れが深く、鉄筋が腐食しているブロック塀は、部分補修では対応できません。その場合は、基礎から完全に撤去する必要があります。特に、ブロック内部に空洞が多い古い構造や、控え壁のない塀は倒壊の危険性が高く、解体工事による安全確保が最優先です。撤去後は軽量フェンスや生け垣など、環境に合わせた再設計を行うことで、費用を抑えつつ安心な外構にリフォームすることが可能です。
■ブロック塀撤去の費用相場

ブロック塀の撤去費用は、「高さ」「長さ」「構造」「現場環境」によって大きく変わります。費用を把握しておくことで、リフォームや解体工事の計画が立てやすくなります。ここでは、部分カット・全撤去・自分で行う場合など、代表的なケース別の費用の目安を紹介します。
・部分カットと全撤去の費用比較
ブロック塀の上部を一部カットする場合、1mあたり5,000〜10,000円が一般的です。全面撤去となると、基礎の掘り起こしやコンクリート廃材の処分費が加わり、1mあたり10,000〜20,000円ほどになります。塀の高さや厚み、鉄筋の有無によっても費用は前後します。高さが1.8m以上ある場合は、重機を使用するため費用が上がる傾向にあります。部分カットは費用を抑えながら安全性を確保できるため、老朽化が軽度の塀に向いています。
・自分で撤去する際の注意点
ブロック塀を自分で壊すことは不可能ではありませんが、安全上のリスクが高いため注意が必要です。ブロック内部には鉄筋が入っていることが多く、無理に壊そうとするとコンクリート片が飛散してケガをする恐れがあります。また、廃材の処分には自治体の規定があり、家庭ごみとして出すことはできません。産業廃棄物として専門の処分場へ持ち込む必要があるため、結果的に費用や手間がかかる場合もあります。
・業者に依頼する費用の目安
解体工事業者に依頼する場合は、現場の立地条件や重機搬入の可否によって費用が変動します。一般的な住宅地でのブロック塀撤去は、長さ10m・高さ1.2mの場合で10万〜20万円が目安です。業者によっては見積もりに処分費や人件費を含めて提示してくれるため、事前に内訳を確認することが大切です。補助金制度を設けている自治体もあり、安全性の向上を目的とした撤去であれば、一部費用を補助してもらえるケースもあります。
■安全で費用を抑える依頼方法

老朽化したブロック塀の撤去やリフォームを行う際は、費用だけでなく「安全性」と「信頼できる業者選び」が重要です。特に、地域の環境や土地条件をよく知る地元密着の解体業者に依頼することで、適切な施工計画と費用を両立しやすくなります。ここでは、安全かつ無駄な出費を抑える依頼のコツを紹介します。
・業者選びで見るべきポイント
ブロック塀の撤去や部分カットは、見た目以上に専門的な作業が求められます。まず確認したいのは、業者が「解体工事業」や「建設業」の許可を持っているかどうかです。無許可業者の場合、廃材処分や安全管理の不備でトラブルになる恐れがあります。加えて、地元で長年営業している業者であれば、地域の地盤特性や自治体の補助金制度にも詳しく、スムーズに手続きを進めてくれます。過去の施工事例や現場写真を確認できる業者を選ぶと、作業品質を把握でき安心です。
・見積もり時に確認すべき項目
見積もりを依頼する際は、「撤去範囲」「処分費」「重機費用」「人件費」などの内訳をしっかり確認しましょう。特にコンクリート廃材の処分費用が含まれていない場合、後から追加請求されることがあります。現場の立地条件(住宅密集地・道路幅など)によっても費用は変動するため、現地調査を行ってもらうのが理想です。地元密着企業は現場を素早く確認できるため、見積もりから施工までの対応が早く、余計な中間コストを省ける点でもメリットがあります。
■まとめ

築50年を超えるブロック塀は、外見がきれいでも内部の鉄筋が錆びたり、基礎が弱っていたりすることがあります。耐用年数はおおよそ30年とされており、放置すれば地震や強風で倒壊する危険があります。安全性の確認は早めに行いましょう。
傾きやひび割れ、ぐらつきが見られる場合は専門業者への相談が必要です。軽度な劣化ならブロック塀カットやフェンス設置で対応できますが、構造的に危険な状態なら撤去が安心です。現場の構造や高さ、境界条件に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。
また、費用を抑えたい場合は地元密着の解体業者がおすすめです。地域の地盤や補助金制度に詳しく、現地確認から施工までスムーズに対応してくれます。老朽化が進む前に点検・対策を行い、安全で安心な住まい環境を整えましょう。
■ブロック塀の撤去・リフォームは有限会社カクイチにお任せください!

有限会社カクイチは、千葉県木更津市を拠点に地域密着で解体・外構工事を行う専門業者です。築50年を超える古いブロック塀の撤去や部分カット、フェンス設置など、現場の条件に合わせた安全で丁寧な施工を得意としています。老朽化した塀の点検から、撤去・リフォームまで一貫して対応可能です。
当社では、重機の搬入が難しい住宅地や狭小スペースでも、経験豊富な職人が的確に作業を行い、近隣への配慮も徹底しています。費用を抑えたい方には、部分撤去や補助金の活用など、無駄のないプランをご提案します。
「この塀は安全なのか心配」「費用の目安を知りたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。現地調査からお見積もりまで無料で対応し、お客様の住宅環境に最適な解決策をご案内いたします。安心・安全な外構づくりは、地元密着の有限会社カクイチにお任せください。
▼関連記事▼
ブロック塀撤去はDIYでできる?業者に頼むべきケースも紹介!

