皆さんこんにちは。
千葉県君津市を拠点に、千葉県内で解体工事や内装解体を手掛けている有限会社カクイチです。
古くなったブロック塀を見て、「そろそろ撤去したいけれど、自分でできるのか、それとも業者に頼むべきか…」と悩むことはありませんか?
安全面や費用、作業の手間など、どの方法が最適なのか判断に迷う方も多いでしょう。
実は、ブロック塀の撤去にはDIYでもできる範囲と、業者に依頼すべきケースがあり、それぞれにメリットと注意点があります。
そこで今回は、DIYでの撤去手順や必要な道具、安全対策、費用の目安、そして業者依頼の判断ポイントについて詳しくご紹介します。老朽化したブロック塀の撤去を検討している方や、安全に作業を進めたい方はぜひ参考にしてみてください。
■ブロック塀撤去の基本手順

ブロック塀の撤去をDIYで行う場合、最初に「作業の流れ」と「必要な道具」を理解しておくことが重要です。ブロック塀はコンクリートブロックやモルタル、鉄筋で構成されているため、見た目以上に頑丈です。安全性を確保しながら効率よく作業を進めるには、事前の準備が欠かせません。周囲や隣家との距離、塀の高さ、構造をチェックし、危険がないかを確認してから作業を開始しましょう。
・ブロック塀撤去に使う主な工具
DIYでブロック塀を解体するには、ハンマーやディスクグラインダー、カッターなどの基本的な工具が必要です。ハンマーはモルタル部分を叩き割る際に使用し、グラインダーは鉄筋を切断する際に活躍します。電動工具を使う場合は、粉じんや破片から目を守るための保護メガネ・防塵マスクも必須です。ブロック塀の厚みや鉄筋の有無によって、適した工具のサイズ(mm単位)を選ぶこともポイントです。
・ホームセンターで揃うアイテム一覧
多くの道具はホームセンターで購入やレンタルが可能です。ハンマー、グラインダー、延長コード、防護手袋、養生シートなど、必要なアイテムを一度にそろえられます。特にカッターや電動グラインダーはレンタルの方が費用を抑えやすく、1日単位で借りられる店舗もあります。作業中に工具が壊れたり、サイズが合わなかったりすると危険なため、事前に点検・確認を行うことが大切です。
・カッター・ハンマーの安全な使い方
コンクリートブロックをカットする際は、カッターの刃を浅く入れ、少しずつ切り込みを深めていくのが基本です。一気に力を加えると断面が割れてケガのリスクが高まります。ハンマーを使う場合も、打撃方向を一定に保ち、周囲の人やガラス、車などへの飛散を防ぐために養生シートで周囲を覆いましょう。また、重機を使わないDIY撤去では、1日で終わらせようとせず、時間を分けて作業することが安全面でのポイントです。
ブロック塀の撤去は、見た目以上に重労働です。無理をせず、作業の途中で危険を感じた場合は、専門業者への依頼も検討するとよいでしょう。
■DIYでブロック塀を撤去する際の注意点

ブロック塀をDIYで解体する際は、「安全対策」「近隣への配慮」「廃材処理」の3つを意識することが大切です。ブロック塀は老朽化や劣化によって倒壊の危険があるため、事前に構造や基礎部分の状態をチェックしておきましょう。作業中のケガやトラブルを防ぐためには、周囲への挨拶や養生も欠かせません。
・撤去前の確認ポイントと安全対策
作業を始める前に、ブロック塀の高さ・長さ・厚みを測り、控え壁(塀を支える部分)があるかを確認します。鉄筋入りのコンクリートブロックは特に強度が高く、グラインダーでの切断作業が必要になるケースもあります。安全のため、ヘルメット・保護メガネ・防塵マスク・厚手の手袋を着用し、足元は滑りにくい靴を選びましょう。また、倒壊方向を考慮し、周囲2m以内には人や物を近づけないようにすることが基本です。
・カットや解体時によくある失敗例
よくある失敗は、「一度に壊そうとしてブロックが飛散する」「鉄筋を無理に曲げて工具を破損する」などです。特にカッターやディスクグラインダーを使う場合は、刃を深く入れすぎると反発力で跳ね返る危険があります。小刻みに切断し、塊ごとに分けて撤去するのが安全な方法です。また、塀の基礎部分を無理に壊すと、隣家やフェンスの一部を損傷させる恐れがあるため注意が必要です。
・廃材処分と周囲への配慮
解体で出たブロック片やモルタルくずは「産業廃棄物」として扱われます。自治体によっては家庭ごみとして出せない場合もあるため、事前に処分方法を確認しましょう。多くの地域ではクリーンセンターや産廃業者への持ち込み、または有料回収の申請が必要です。作業中に発生する粉じんは近隣トラブルの原因になりやすいため、散水しながら作業を進めると安心です。
DIYによる撤去はコストを抑えられますが、危険性も伴います。安全対策と周囲への配慮を徹底し、無理な場合は業者に相談する判断も大切です。
■ブロック塀撤去にかかる費用相場

ブロック塀の撤去にかかる費用は、「DIYで行う場合」と「業者に依頼する場合」で大きく異なります。費用を抑えたい気持ちは多くの方に共通しますが、作業内容や安全性を考慮して総合的に判断することが重要です。ここでは、それぞれの費用目安と、補助金制度を活用する方法を解説します。
・DIYでかかる費用の目安
自分でブロック塀を解体する場合、主な費用は「工具」「保護具」「廃材処理費」です。ハンマーやグラインダー、ディスクカッターなどの工具をホームセンターで購入またはレンタルすると、全体で1万円前後が相場です。特にグラインダーの刃は摩耗しやすく、予備が必要になることもあります。さらに、廃材を自治体の処理施設に持ち込む場合、コンクリートブロック1kgあたり数十円の処分費がかかる地域もあります。DIYは人件費がかからない分安く済みますが、作業時間や体力、安全対策の準備に多くの労力が必要です。
・業者に依頼した場合の費用比較
解体業者に依頼した場合の費用相場は、1㎡あたり5,000円〜10,000円程度が目安です。ブロックの高さや厚み、鉄筋の有無、重機の使用可否によって金額が変動します。例えば、高さ1.8m・長さ5mの塀であれば、おおよそ5〜8万円前後が想定されます。業者に依頼する最大のメリットは、安全性の確保と、廃材処理まで一括で任せられる点です。見積もり時には「処分費込み」「重機代込み」などの条件をしっかり確認し、追加料金の有無を明確にしておくと安心です。
・補助金や助成制度の活用方法
自治体によっては、老朽化したブロック塀の撤去に対し補助金が支給される制度があります。たとえば、倒壊の危険があるコンクリートブロック塀や控え壁のない塀を対象に、撤去費用の一部を助成してくれるケースがあります。申請には、事前の現地調査や写真提出、見積書の添付が求められる場合が多いです。制度の内容は地域ごとに異なるため、自治体のホームページや窓口で確認しましょう。補助金をうまく活用すれば、安全対策と費用削減の両立が可能です。
■DIYと業者依頼どちらが良い?

ブロック塀を撤去する際、「自分でできるのか、それとも業者に頼むべきか」で迷う方は多いでしょう。どちらが適しているかは、塀の状態・作業環境・自身の経験や体力によって変わります。安全性や費用のバランスを考え、無理のない方法を選ぶことが大切です。
・自分でできる範囲と限界
DIYで対応できるのは、主に「高さ1m以下」「長さ3m以内」などの比較的小規模なブロック塀です。この範囲であれば、ハンマーやカッターを使って手作業で少しずつ撤去可能です。ただし、鉄筋入りのコンクリートブロックや、控え壁のない古い塀は構造的に不安定で、倒壊の危険性があります。こうしたケースでは、自分で解体しようとするとケガやトラブルにつながるため避けた方がよいでしょう。また、塀の下に基礎コンクリートがある場合は、手作業では限界があり、重機の使用が必要になることもあります。
・業者に頼むべきケース
次のような条件に当てはまる場合は、専門業者に依頼するのが安全です。
- ブロック塀が道路や隣家に接している
- 塀の高さが1.2m以上ある
- 鉄筋が多く、グラインダーでも切断が難しい
- 周囲に住宅や車があり、粉じん・騒音トラブルの恐れがある
業者に依頼すれば、重機を使った安全な撤去が可能で、廃材処理や産業廃棄物の搬出もすべて任せられます。近隣への挨拶や申請書類の提出など、煩雑な手続きにも対応してくれる点がメリットです。
DIYでの撤去は達成感がある一方で、危険も伴います。安全性や費用を総合的に検討し、自身の条件に合った方法を選ぶことが、トラブルを防ぐ最善の判断です。
■まとめ

ブロック塀はコンクリートブロックや鉄筋でできており、想像以上に頑丈です。DIYで撤去する場合は、ハンマーやグラインダー、カッターなどを使い、安全対策を徹底することが重要です。保護具の着用や養生、廃材の処分方法も事前に確認し、自治体のルールに沿って適切に処理しましょう。
ただし、高さがある塀や鉄筋入りのブロック塀は、倒壊やケガの危険性が高く、DIYには向きません。重機が必要なケースも多いため、無理をせず業者に依頼する方が安全で確実です。
また、多くの自治体では老朽化した塀の撤去に補助金制度があり、費用を抑えられる場合もあります。安全性とコストのバランスを見極め、自分に合った方法で作業を進めることが大切です。
ブロック塀撤去は、家や近隣を守るための大切な工事です。安全を最優先に、必要に応じて専門業者へ相談しましょう。
■ブロック塀の撤去は有限会社カクイチにお任せください!

有限会社カクイチは、千葉県木更津市を拠点に地域密着で解体工事を行う専門業者です。老朽化したブロック塀やコンクリート塀、控え壁のない危険な塀の撤去まで、現場の状況に合わせた安全で丁寧な施工を強みとしています。塀の高さ・構造・周囲の環境をしっかり確認し、重機を使う大規模工事から手作業による部分撤去まで柔軟に対応可能です。
解体現場では近隣への配慮を徹底し、粉じんや騒音を最小限に抑えながら、安全性を第一に作業を進めます。お見積もりから施工完了まで一貫対応のため、複雑な手続きも不要です。
「DIYでの撤去が難しい」「安全に塀を解体したい」「費用を抑えて確実に進めたい」という方は、ぜひ有限会社カクイチへご相談ください。経験豊富なスタッフが、現場の条件に合わせて最適なプランをご提案します。現地調査・お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
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