ブロック塀の一部解体は可能?費用を安く抑えるコツと補助金の活用法

皆さんこんにちは。

千葉県君津市を拠点に、解体工事や内装解体を手掛けている有限会社カクイチです。


「古くなったブロック塀が傾いて心配だけど、全部壊すと費用が高そう」「駐車場を広げるために、邪魔な部分だけ塀を削りたい」そう悩むことはありませんか?このように、費用や手間の面から全撤去をためらい、どうすべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。


実は、ブロック塀は全てを壊さなくても、危険な箇所や必要な範囲だけを取り除く「部分解体(カット)」という方法で、費用を抑えつつ問題を解決することが可能です。


この記事では、ブロック塀の部分解体にかかる費用の目安から、きれいに仕上げるプロのカット方法、そして使える可能性のある補助金情報までを詳しく解説していきます。コストを抑えて安全を確保したい方や、リフォームで駐車スペースを広げたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。


■ブロック塀の一部だけ壊せる?



「高い塀の上半分だけを撤去したい」「車庫入れの邪魔になる角だけを削りたい」という相談は非常に増えています。結論から言えば可能ですが、単に壊すだけでなく「残った部分の強度」を計算に入れた施工が求められます。全撤去に比べてコストを抑えつつ、生活の変化に合わせたリフォームが可能です。


・高さを低くする「カット」

地震対策として最も多い依頼が、背の高い塀(例えば7〜8段積み)の上部をカットし、安全な高さ(2〜3段)に減築する工事です。重心を下げることで倒壊リスクを劇的に減らせます。さらに、カットした天端(てんば)に軽いアルミフェンスや目隠しフェンスを設置することで、プライバシーを確保しつつ、通気性と安全性を両立させる「リフォーム解体」が人気です。


・駐車場を広げる「部分撤去」

敷地の入り口を広げるために、ブロック塀を縦方向に一部だけ撤去するケースです。ここで重要なのが「控え壁(ひかえかべ)」の扱いです。古い塀の場合、強度を保つための支え壁が撤去範囲に含まれていることがあります。無計画に撤去すると、残った塀が建築基準法の基準を満たさなくなり、最悪の場合は少しの揺れで倒れてしまうため、構造計算に基づいた慎重な判断が必要です。


・自分で壊すのは危険

「ハンマーで少し叩けば壊れるだろう」と安易にDIYで始めるのは危険です。標準的なコンクリートブロック(10cm厚)でも1個あたり約10kgあり、縦に積まれた壁は数百キロの塊です。足元への落下事故はもちろん、振動で隣家の壁にヒビを入れてしまうトラブルや、内部の鉄筋がうまく切れずに途中で断念し、処理に困るケースが多発しています。


■部分解体にかかる費用は?



「一部だけだから数万円で済む」と思われがちですが、実際には重機の回送費や人件費などの基本コストがかかります。ただし、全撤去と比べれば確実に安価です。ここでは見積もりの金額を左右する具体的な要素と、見落としがちな追加費用について深掘りします。


・工事費用の目安と内訳

費用は「解体単価(㎡あたり)」×「面積」に加え、「重機使用料」「運搬費」で構成されます。ポイントは「重機が入れるかどうか」です。重機で一気に壊せれば安くなりますが、狭い路地や庭木があり、職人が手作業(手壊し)で解体・搬出を行う場合は、工期が伸びて人件費が割高になります。また、隣家との距離が近く、防塵シートなどの養生を厳重に行う場合も費用が加算されます。


・意外とかかる処分費・補修費

解体費用と同じくらい重要なのが「処分費」です。コンクリートガラは産業廃棄物として、法律に基づいた適正な処理(マニフェスト発行など)が必要です。また、見落としがちなのが「左官補修費」です。カットした断面はデコボコで、そのままでは雨水が浸透し鉄筋を錆びさせます。平らにモルタルで仕上げる左官工事や、フェンス取り付け用の穴あけ加工(コア抜き)などの仕上げ費用も予算に含めておきましょう。


・お得な補助金が使えるかも

多くの自治体では、地震によるブロック塀倒壊事故を防ぐため、撤去費用の一部を助成する制度を設けています。「道路に面していること」「高さが1m以上(または○段以上)であること」など条件はありますが、最大で数十万円が支給される場合もあります。重要なのは「工事契約前の申請」が必須であることです。着工してからでは1円も出ないため、必ず現地調査の段階で業者に相談してください。


■キレイに壊すプロの方法



プロの解体は「ただ壊す」のではなく、「残す部分を傷つけずに切り離す」技術職です。振動で既存の基礎や建物にダメージを与えないよう、専用機材を使い分けます。ここでは、DIYとは次元の違うプロの施工手順と、仕上がり品質へのこだわりを解説します。


・カッターでスパッと切断

ハンマーで叩き壊すと、衝撃で残すべきブロックにヒビが入ったり、断面がギザギザになったりします。プロは「エンジンカッター」等の専用工具を使い、ダイヤモンド刃を高速回転させて豆腐を切るようにスパッと切断します。この際、大量の粉塵(コンクリートの粉)が飛散しないよう、水をかけながら切る「湿式切断」を行うことで、近隣の洗濯物や車への汚れを防止します。


・残す塀が安全かチェック

切断時、プロは内部の「鉄筋(縦筋・横筋)」の状態を目視で確認します。もし鉄筋が錆びて痩せ細っていたり、そもそも鉄筋が入っていなかったり(無筋施工)した場合は、依頼主へ報告し、追加の補強案(アンカーの打ち込みや補強金具の設置)を提案します。表面だけ綺麗にするのではなく、見えない内部構造の健全性を確保するのがプロの仕事です。


・切り口の補修で長持ち

解体直後の切り口(天端)からは鉄筋が飛び出していることがあります。これを防錆処理した上でカットし、モルタルで美しく「笠木(かさぎ)」を作って雨水の侵入を防ぎます。特にフェンスを新設しない場合は、天端を山型やカマボコ型に仕上げることで水はけを良くし、ブロック内部への浸水を防いで塀の寿命を延ばす工夫を施します。


■後悔しない業者選びのコツ



部分解体は、更地にする全解体よりも「調整」が必要な繊細な工事です。「安ければどこでもいい」と選んだ結果、強度不足で傾いたり、切り口が雑で見た目が悪くなったりする失敗談は少なくありません。長く安心して暮らすための業者選びの核心をお伝えします。


・「診断士」がいると安心

ブロック塀には「ブロック塀診断士」という専門資格があります。この資格を持つ業者は、建築基準法に基づいた「壁の厚み」「控え壁の間隔」「基礎の深さ」などのチェックポイントを熟知しています。「今の塀の状態なら、上3段カットすればあと10年は持ちます」「これは基礎が割れているので全撤去が推奨です」といった、根拠のある提案ができる業者を選びましょう。


・駐車場の舗装も頼めるか

塀を撤去した跡地は、土がむき出しになり、雨の日に泥だらけになったり、隣地との段差ができたりします。解体専門業者に頼むと「壊して終わり」ですが、基礎工事や外構工事もできる会社なら、撤去後に土間コンクリートを打設して駐車場にしたり、砂利を敷いて整地したりと、ワンストップで対応可能です。窓口が一つになることで、工期短縮とコスト削減につながります。


■まとめ



ブロック塀の部分解体は、全撤去に比べて費用を抑えつつ、倒壊リスクの軽減や駐車スペースの確保ができる賢いリフォーム方法です。しかし、構造上重要な鉄筋の処理や、残す部分の強度確保には高度な専門知識が不可欠です。安易なDIYは事故や補修費用の増大を招くため避けましょう。


後悔しないためには、「ブロック塀診断士」の資格を持つ業者に現状を診断してもらい、適切な施工範囲を見極めることが重要です。また、解体後の舗装工事まで一貫して対応できる会社なら、スムーズかつ経済的に工事を進められます。まずは現地調査を依頼し、補助金の活用も含めた安全で無駄のないプランを相談してみましょう。


■ブロック塀の解体・改修なら「有限会社カクイチ」にご相談ください!



有限会社カクイチは、千葉県君津市・木更津市・市原市を中心に、30年以上にわたり地域の「解体工事」と「基礎工事」を手掛けてきました。当社には専門資格である「ブロック塀診断士」が在籍しており、ただ壊すだけでなく、「残す塀の強度は十分か」「補強が必要か」をプロの視点で正しく診断し、安全で無駄のない施工プランをご提案します。


特に「ブロック塀を一部撤去して、駐車場を広げたい」といったご要望には、カクイチの強みが最大限に発揮されます。私たちは解体だけでなく、その後の「土間コンクリート舗装」や「基礎工事」までを一貫して自社で対応できるため、複数の業者に頼む手間を省き、トータルの費用を抑えながらスピーディーに工事を完了させることが可能です。また、自治体の補助金制度の活用についても熟知しており、申請のサポートからお手伝いいたします。


カクイチは地域密着の施工店として、小さなひび割れのご相談から大規模な改修まで、親身になって対応いたします。現地調査やお見積もりは無料ですので、「うちの塀は補助金の対象になる?」「費用だけまずは知りたい」など、どんな疑問でもお気軽にお聞かせください。


皆様の安心・安全な暮らしと、快適な住環境づくりを、確かな技術と実績を持つカクイチが全力でサポートいたします。


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